アメリカのアパートは、1年目はまる12ヶ月の契約になるところがほとんどだ。日本だと、転居をする1ヶ月以上前に連絡をすれば、いつでも契約解除をすることができるが、アメリカの場合は、そうはいかない。最初の契約時に、12ヶ月分の契約をさせられてしまうので、たとえ入居してから1ヶ月で転居しても、12ヶ月分の家賃を請求される。また、まる12ヶ月ということは、4月途中から入居した場合、次の年の4月末日までの契約となる。
しかし2年目からは、1月単位の契約が可能になる。こういう情報がネット上に出ていないので、2年目も、1年単位の契約になったら困るなと思っていたのだが、そういうことにはならず助かった。
私は8月末に帰国予定なので、4ヶ月の契約更新をした。1年単位の更新より、1月の家賃が割高になるが、それは仕方がない。300ドルほど高くなってしまったが、法外なほど高くなったわけではないので、これも助かった。面白いのは、3ヶ月延長した場合よりも、4ヶ月延長した場合の方が、微妙に高くなっているところだ。これはおそらく8月の引越シーズンにも、まだ住んでいることになるからかもしれない。アメリカは9月から新年度が始まるので、8月が引越しシーズンなのだ。
1年目が完全に拘束されてしまうのが少し窮屈な感じだが、アメリカの場合は、礼金や契約手数料、契約更新料がないので、日本の賃貸より割安だと思う。敷金はあるが、500ドル程度で、日本人の場合、部屋を傷めたりしないので、実際にはほぼ全額が戻ってくる。それから引越し時のばかげたクリーニング代などもない。
1ヶ月単位の更新料金 |