2011年6月24日金曜日

レイチェル・カーソンの「失われた森」(その1)

7月1日からソローの足跡を辿るため、メイン州に行くが、Mt.カターディンのあるバクスター州立公園の入園券は、3日分しか確保できなかった。あと2日間ほど滞在予定に余裕があるので、この機会に、レイチェル・カーソンが『われらをめぐる海』や『センス・オブ・ワンダー』の執筆を行った別荘と、彼女が「失われた森」Lost woodsと名づけた場所を訪ねてみたいと思う。

しかしネットで検索したところ、カーソンが使用した別荘の位置がどうしてもヒットしない。おそらく現在この別荘は、別の個人の所有になっているためだろうと思う。West Southportの近くでSheepscot Riverに面した場所ということは分かったので、とにかく現地で探してみることにした。

Linda Learが書いたカーソンの伝記を読んでみると、この別荘の近くの森を「失われた森」と呼んで、カーソンはこの森での散策をことのほか好み、また開発のうわさを聞いて、「買い取ってでも保護したい」と言ったそうである。現在この森はBoothbay Region Land Trustによって管理されているようなので、時間が許す限り、この森も歩いてみたいと思う。
Boothbay Region Land Trustのページ
レイチェル・カーソンの夏の別荘
http://www.pbase.com/cp8800/image/85841574