前回、国内の電話ネタを書いた後、FAXのことが気になり、改めてFusionのIP Phone Smartを使って設定してみたところ、今度は上手く送受信することができた。
FusionのIP Phone Smart |
私が使用しているヤマハのルーターNVR500には、電話が2回線接続できるようになっている。ネット上には、FusionやブラステルのようなVoIPを使用した場合、2回線の設定が上手くいかないという情報が出ていたため、これまでは、TEL 1に設定したブラステルの回線で、電話とFAXを使用する方法を試みてきた。しかしブラステルの回線では、どうしてもFAXが上手く機能しなかったのである。
そこで今回は、FusionのIP Phone Smartで新たに番号を取得し、NVR500のTEL 2に割り当て、FAXを動かしてみた。すると送受信共に問題なく使用することができた。おそらく、Fusionの回線品質の方が、ブラステルより良いのだろう。FAX番号が家電とは別になってしまうが、家でもFAXを利用できる方が便利であり、実際にFAXを使用することはほとんどないので、これでも良しとした。これはいわゆるFAX専用回線ということで、事業所などでは、むしろこちらの方が便利だろう。もちろん、TEL 1とTEL 2は、同時に使用もできる。
ブラステルよりFusionの方が回線品質が良いのなら、固定電話の方もFusionに替えたいところだが、Fusionからは0120のフリーダイヤルにかけることができない。(ブラステルを固定電話の回線に選んだ第一の理由もこれだった。)またFusionに替えると、家の電話番号が変わってしまい、それも面倒なので、固定電話の方は、これまで通り、ブラステルを利用することにした。