2015年9月22日火曜日

【悲報】YJFXが出金手数料1,500円を徴収

これまで全ての手数料が無料だったYJFXから、11月1日より外貨出金手数料として1,500円を徴収するという通知が来た。

手数料改定の告知

1万ドルくらいの出金をして、1,500円の料金なら、それほど高くは感じないが、1,000ドル程度でも1,500円取られるとなると、ちょっと考えてしまう。

調べてみると、マネーパートナーズという会社が、外貨月1回、円貨月5回を無料で出金できるとしている。しかしマネーパートナーズの場合、YJFXのようにデリバリー(現受け・現渡し)で外貨を出金するためには、1万通貨単位のPFXというサービスを利用する必要がある。そのため私のように、1,000ドル単位で両替したい場合には、このサービスは利用できない。このような場合にはコンバージョン(両替)というサービスを利用することになる。

マネーパートナーズのコンバージョンは、リアルタイムレートに20pipsを上乗せさせたレートになっている。この分が実質的な手数料ということだ。つまり1,000ドル交換すると200円、7,500ドル交換すると1,500円の手数料がかかることになる。なお、デリバリーの場合にも、マネーパートナーズでは、10万通貨まで、1通貨単位に対して40銭の手数料がかかるので、7,500ドルまではマネーパートナーズで両替する方が得で、7,500ドル以上はYJFXを利用した方が得だということが分かる。(う~ん、お金の計算は複雑だ!)

それにしても、すべての手数料が無料などというサービスが長く続くわけがない。

私はAUユーザーなので、これまで「じぶん銀行」をハブに使ってきたが、AUユーザー限定で、他行振り込み手数料が無制限に無料という、夢のようなサービスも9月末で打ち切られる。今後は月5回まで無料という中途半端なサービスとなったので、さっそく私は、大和ネクスト銀行にハブを替えてしまった。大和ネクストは、本人名義口座の場合、無料で他行に何度でも送金できる。他人名義でも3回まで無料だ。ハブを大和ネクストにしておいて、じぶん銀行や新生銀行の無料送金サービスと組み合わせれば、個人利用ならば毎月十分に無料で送金できる。あとは大和ネクストやマネーパートナーズのサービスが「改悪」されないことを願うばかりだ。

2015年9月20日日曜日

基本料金0円のFAX専用回線

今回は、国内のFAXネタ。

前回、国内の電話ネタを書いた後、FAXのことが気になり、改めてFusionのIP Phone Smartを使って設定してみたところ、今度は上手く送受信することができた。

FusionのIP Phone Smart
私が使用しているヤマハのルーターNVR500には、電話が2回線接続できるようになっている。ネット上には、FusionやブラステルのようなVoIPを使用した場合、2回線の設定が上手くいかないという情報が出ていたため、これまでは、TEL 1に設定したブラステルの回線で、電話とFAXを使用する方法を試みてきた。しかしブラステルの回線では、どうしてもFAXが上手く機能しなかったのである。

そこで今回は、FusionのIP Phone Smartで新たに番号を取得し、NVR500のTEL 2に割り当て、FAXを動かしてみた。すると送受信共に問題なく使用することができた。おそらく、Fusionの回線品質の方が、ブラステルより良いのだろう。FAX番号が家電とは別になってしまうが、家でもFAXを利用できる方が便利であり、実際にFAXを使用することはほとんどないので、これでも良しとした。これはいわゆるFAX専用回線ということで、事業所などでは、むしろこちらの方が便利だろう。もちろん、TEL 1とTEL 2は、同時に使用もできる。

ブラステルよりFusionの方が回線品質が良いのなら、固定電話の方もFusionに替えたいところだが、Fusionからは0120のフリーダイヤルにかけることができない。(ブラステルを固定電話の回線に選んだ第一の理由もこれだった。)またFusionに替えると、家の電話番号が変わってしまい、それも面倒なので、固定電話の方は、これまで通り、ブラステルを利用することにした。

2015年9月17日木曜日

基本料金0円の固定電話

今回も国内の電話ネタだ。

私の家では、基本料0円の固定電話を利用している。「そんな電話会社があるのか?」と言われそうだが、ふつうの固定電話ではなく、通常はモバイルで利用するIP電話を、ちょっとした工夫で、固定電話として利用しているのだ。

ネットワーク機器と電話
初期費用・基本料金0円のIP電話には、FusionのIP Phone Smartと、ブラステルのサービスがある。IP Phone Smartの方は、iPadをスマホ化するために利用しているが、固定電話化しようとすると、ルータ越えで問題が起こることがあるようなので、家の固定電話にはブラステルを利用している。しかもブラステルの通話料金は、次のように驚異的な安さだ。そして月額基本料金もかからない!
  1. 携帯電話(スマホ含む)まで 5.5円/30秒(税込)
  2. 固定電話まで 8.4円/3分(税込)
  3. アメリカ(固定・携帯)まで 3.99円/1分
  4. アプリ同士の通話は無料
ただしモバイル用のIP電話を固定電話として利用するためには、問題が一つある。それは、家庭のインターネット回線に、いかにして電話機を接続するかという問題だ。これを解決する方法は二つある。一つは、ATA(Analog Telephony Adapter)と呼ばれるアダプターを使用する方法であり、もう一つはヤマハのルーターを使用する方法だ。ATAは4,000円くらいから入手可能だが、私は他の理由もあって、ヤマハのNVR500を使用している。ヤマハのルーターは、RTW65iの時代からFusionのIP電話に対応しており、NVR500でもFusionとほとんど同じ設定で、ブラテルを固定電話化できる。なお、私は最初、RT57iでブラステルを運用していたが、時々、通話中に切れてしまうことがあったため、現在は、NVR500を使用している。NVR500にしてからは、通話が途切れてしまったことはない。おそらくRT58iでも大丈夫かと思う。RT58iなら、ネットオークションで2,000円くらいから入手可能だ。

ブラステルの固定電話化で唯一の問題は、FAXがうまく機能しないことだ。これはブラステルの問題なのか、そもそも私の家に来ているインターネット回線の品質の問題なのか、不明だ。私の家はマンションで、かなり初期の段階で光回線が導入されたため、今では博物館モノのVDSLという方式で回線が敷設されている。またプロバイダーも、キャッシュバックにつられて契約してしまった、悪名高い○CNであるため、プロバイダーの問題も考えられる。次の契約更新期には、Asahiネットに乗り換える積りなので、FAXについては、その時また様子を見ることにしている。しかし、最近ではFAXはほとんど利用しないので、実際にはFAXが上手く機能しなくとも、全く問題はない。それよりも、固定電話の基本料0円の方が、ずっと利用価値がある。

ちなみに、どうしてもFAXを使用する必要がある時、送信にはiPadからPC-FAX.comを利用し、受信にはクロネコFAXを利用している。PC-FAX.comは、1日1枚を無料で送信できる。クロネコFAXも、コンビニで1枚50円で受け取れるので、必要な時にはこれで十分だ。

2015年9月9日水曜日

AUの持ち込み機種変更でシンプルコース

今回は、国内の携帯電話ネタ。

ネットには、AUの持ち込み機種変更では、シンプルコースの契約ができないという書き込みが多数あるが、これは正確な情報ではない。持ち込み前の契約がシンプルコースなら、持ち込み機種変更をしても、そのままシンプルコースは継続される。

我が家では、IIJのファミリーシェア10GBプランを利用し、3人で月額2,560円で、それぞれスマホやiPadを使用している。しかし、MVNOのSimでは、110番などの緊急電話ができないので、私と妻は、AUのガラケーを、それぞれプランSSシンプル934円(無料通話1,000円分付き)と、プランEシンプル+EZWeb1,043円を所有している。つまり我が家のモバイル通信費は、家族3名で合計4,537円。多分、これは限界利用費用だろう。

価格.comで1万円の新品GRATINAを購入

さて、2009年から使い続けて来た妻のガラケーT003の塗装が剥がれて、大分見栄えが悪くなって来たので、中古のガラケーGRATINAを買って、持ち込み機種変更をすることにした。T003のICカードとGRATINAのICカードが同じサイズなら、AUショップでGRATINAのICロッククリアをし、T003からGRATINAにICカードを入れ替えれば、現在の契約(プランEシンプル+EZWeb1,043円)はそのまま維持されるが、T003とGRATINAのICカードはサイズが違う。そこで、AUのお客様センター157に電話し、T003からGRATINAに持ち込み機種変更ができるか、またその際、シンプルコースが維持されるか問い合わせると、「持ち込み」の場合は、シンプルコースは適応にならないという回答だった。

しかし、ネットで情報を検索すると、持ち込み機種変更でも、シンプルコースを新たに契約したり、継続したりしているケースが散見された。そこでもう一度157に電話し、同様の質問をすると、今度の担当者は、「可能だ」という言うのである。

AU恐るべし、何といういい加減な「お客様対応」だろうか。

問い合わせは全て「録音」されていると言うので、「可能だ」と答えた担当者の名前をしつこく確認し、日時を確認して、電話を切った。

2日後の本日、AUショップに行って、「持ち込み機種変更で、プランEシンプルを継続」と申し出ると、全く問題なく、手続きができた。もしシンプルコースの契約が継続されなければ、157センターに問い合わせた件を言って、問い詰めてやろうと準備していたのだが、空振りに終わってしまった。

アメリカでは、窓口の担当者によって答えがまちまちということは「常識」だが、日本もかなりの程度でそれに近づいて来たようだ。それも「センター」の対応が統一できていないのだから笑えない。

ということで今回は、実は新品のGRATINAを1万円で中古ショップから仕入れたのだが、AUショップでは、GRATINA用の「新しいICカード」を入れてもらい、古いT003からの「機種変更手続き」をして、総計2,000円で、持ち込み機種変更・シンプルコース継続ができたのだった。これでまた4年くらい使えば、十分に元が取れるだろう。