9月に息子の学校が始まってから、子どものフォローで忙しく、あっという間に5ヶ月がたってしまった。このままでは何も記録を残さずに帰国することになってしましそうなので、久しぶりでブログを書くことにした。
子どもの通っている学校は、幼稚園、小学校、中学校が併設されているカトリックの私立校だ。アメリカの公立学校には生活安全面で不安があったので、1年以上前からシアトルの私立学校の状況をサーチし、この学校にした。結果として大正解の学校だった。小学校・中学校合わせて161名が在籍し、息子の通う中学1年生は、11人しかいない。中学は、3年生のクラスが25名程度で少し多いが、各学年の生徒数が非常に少ない。だから生徒に対する学校のケアーが非常によい。しかし生徒数が少ない理由はよく分からない。授業料のためかも知れないし、年間50時間と義務付けられているボランティアのためかもしれない。しかし本当の理由は分からない。
幼稚園から中学まで、この学校に日本人は息子一人しかいない。これまでにも日本人の在籍したことはなかったようだ。カトリックの学校ということで、日本人にはあまりなじみがないのかも知れない。学費は年額で70万円ほどで、近辺のカトリック学校の中では少し高い方だ。しかし宗教系ではない私立学校の場合は、200万円~400万円程度の授業料のところがある中では安い方かもしれない。
息子は3歳の時に1年弱ボストンの幼稚園に通い、帰国後も英語で生活する幼稚園に通っていた。小学生の間も、細々とではあるが、会話のレッスンを受けていたり、毎年夏には1週間程度アメリカに来て、サマーキャンプに参加していたので、会話がゼロではなかった。そのためか、初日から学校の生活で困ることはなく、すぐに友達もできた。2ヶ月ほどすると、会話の力は急速に伸びて、今では全く不自由なく英語で生活をしている。学校に一人でも日本人がいると、どうしても日本人同士で一緒にいるようになり、こういうわけには行かなかったかもしれない。
しかし各教科での英語は、会話のようには行かず、こちらのフォローが大変だった。