2011年4月29日金曜日

Comcastにやられた!

Comcastから請求書が届いた。インターネットの接続料金だ。6ヶ月間は29.99ドルのはずだったのに、57.95ドルの請求になっている。やられた!これがComcastの悪名の所以である。このまま放っておけば57.95ドル盗られてしまう。私はさっそくカスタマーサービスに電話した。案の定、なかなかつながらない。待たされること30分。クレームすると相手は簡単に自分の非を認め、最初の6ヶ月間はお詫びのしるしに25.99ドルにするという。これがComcastの常套手段なのだ!!!恐らく渡米したばかりで英語も不自由な日本人の多くは、Comcastのカモにされているのだろう。Comcastは、カスタマーサービスにクレームすると、料金が下がるとよく言われている。6ヵ月後には59.99ドルに料金が上がることになっているのだが、今度はどういうクレームをつけて料金を下げるか、今から考えておかなければ!!

2011年4月27日水曜日

ミソサザイ

今日はミソサザイを見た。日本では相当に山深いとこでなければ見ることができないと思うが、アパートから10分ほど車で行ったところにあるSt. Edward state parkという森林公園にいた。森のあちらこちらから囀りが聞こえていたので、かなりの個体数がいるのだろう。

4月1日にこちらに来てから居住環境を整えるのに手一杯で、これまでほとんど自然観察が出来なかったのだが、住まいの方はほぼ環境が整ったので、今日は前から地図を見て気になっていた州立公園に行ってきた。それほど広大というわけではないが、2時間程度の散歩に丁度良く、上手く天然林が保護されているので、鳥を見るにもなかなかよいところだった。

日本の鳥とは異なった種ばかりなので、ポケット図鑑を買った。日本野鳥の会で出しているのにとてもよく似ている。野鳥の会のポケット図鑑は、これを真似たものなのだろうか?書店で鳥類図鑑のコーナーを見ると、魅力的な図鑑が幾つもあった。さすがオーデュボンの国といった感じだった。


鳥を撮れるようなカメラは持って来ていないので、写真はWikipediaから勝手に拝借したものだ。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Troglodytes_hiemalis_Chicago_IL.jpg

2011年4月25日月曜日

インターネット

やっとアパートの部屋からインターネットにつながった。これまでは設定のあまい他の住人の無線LANを無断で使用していたので、本当は相手がネットを良く知っていて、無断でつないで来た人間のコンピュータに入り込むハッカーだったりする場合もあり、危険だった。

Comcastという悪名高いケーブルTV会社の回線だが、このアパートではこれ以外の選択肢がない。料金は最初の6ヶ月間は月30ドル、それ以降は60ドルに上がる。速度は下りで実質5MBだから、アメリカのネット代は非常に高いと思う。

ケーブル会社の回線というものは初めてだが、初期設定が非常に面倒だった。不正に使用されないために、過剰に初期設定の手順が複雑で、また設定が反映されるまでにタイムラグがあるため、最初は中古で購入したモデムに問題があるのかとヒヤリとしてしまった。

ケーブル会社のモデムをレンタルすると月7ドル取られるが、私は中古のケーブルモデムを25ドルで購入した。今のところこれで上手く動いている。まだ機器を置く台を調達していないので、フロアに直置きだ。

2011年4月24日日曜日

カーナビ

ポータブルカーナビを買った。付属品がついて120ドル(約1万円)という安物だが、実用上は十分だ。

こちらに来て、最初の1週間レンタカーを借り、そのときに同じ機種のナビを借りたところ、非常に便利だった。レンタル料金が1週間で65ドルだったので、レンタカー会社は如何に儲けているかが分かる。

アマゾンで購入したのだが、最初に送られて来た製品が、何と初期不良だった。画面の中央に青い線が入ってしまうのだ。返品のやり取りを英語でするのは面倒だなと思っていたのだが、アマゾンの返品は驚くほど簡単だった。ネットで返品を登録し、UPSに製品を持ち込むだけだった。返品商品が届く前に、代替機が送られてきた。

この製品のナビとしての機能は、最低限度のものだが、実用上はこれで十分。コースを外れた時の再検索も高速だ。しかし、特に良い点は、付属品の砂袋のようなマウント台だ。重しのマウント台をダッシュボードに置くだけなので、他の車で使うときに非常に便利だ。旅行に行くときにも持って行き、現地でレンタカーを借りた時にも使える。砂袋もそれほど重くなく、本体は非常に軽量だ。満足、満足。

2011年4月23日土曜日

車を購入

中古車を購入した。中古車といっても2009年登録で4万キロほどしか走っていない車なので、180万円もしてしまった。日本で乗っていたのと同じスバル・フォレスターだ。日本で乗っていたのと同じ車というのも芸のない話だが、スバルの4WDは素晴らしく、後で妻が来て乗ることを考えると、同じ車種の方がこちらの運転にも早く慣れるかと思い、これにした。また、2年後に手放す時にも日本車の方が有利でもある。なかなか快調だが、燃費が悪い。

2011年4月22日金曜日

自動車保険

自動車保険の契約をしました。明日ディーラーに自動車を受け取りに行くため、予め保険をかけておきたかったので、日本で加入してきたAIGを利用して、保険の契約をしました。日本とは保険制度が異なるため、日本語で対応してくれるAIGは非常に便利でした。またAIGの場合、アメリカのSSNという番号やアメリカの運転免許証がなくとも保険契約ができるため、日本人には絶対におすすめです。特にSSNの取得には最短でも1ヶ月はかかるので、アメリカですぐに自動車を利用したい場合は、実質上、AIGを利用するしか方法がないかもしれません。

保険料は6ヶ月で390ドルほどでした。これも日本のネット保険などと比べると高いように思いますが、アメリカの水準では、車両保険をつけてこの値段であれば、安い方だと思います。アメリカ自動車保険は、6ヶ月更新のようです。

ただしAIGのアメリカ窓口は、たぶん2・3名しか対応者がいないため、電話がつながるまで非常に長い時間を要します。私は1時間くらい待ってやっと担当者と話をすることができました。

AIGの保険料は2年間で50万円ほどで、非常に高いなと思ったのですが、アメリカの医療保険は、場合によってはこれよりも高いことがあるようです。だから医療保険プラス個人賠償責任保険や自動車保険の仲介サービスなども行っているAIG保険は、実質上リーズナブルな保険料なのかも知れません。

2011年4月20日水曜日

コーヒーメーカー

慣れないと色々と失敗が多いもの。コーヒーメーカーが19ドルと安かったので、フィルターと一緒に購入した。ところが帰ってみると、このコーヒーメーカーには、マドレーヌケーキのカップのような格好をしたフィルターが必要で、買ってきた三角形のフィルターは合わないのだ。そのまま使うとフィルターがつぶれたようになり、挽いたコーヒー豆がサーバーの中に入ってしまう。フィルターがつぶれないように入れるためには、お湯が注がれる間、フォークでフィルターの淵を押さえている必要がある。ああ、早くこのフィルターを使い切りたい。

運転免許

今日、免許証が郵便で届いた。それにしても酷い写真だ。(実物の通りだって?!!!)

2011年4月18日月曜日

携帯電話

アメリカでまず最初に必要になるのが電話番号だ。どんな手続きをするにも必ず電話番号を記入することになる。私もシアトルに来た翌日に、RadioShackという電気店でプリペイドの携帯電話を購入した。

アメリカでは携帯の番号も、固定電話の番号と同じ局番の番号がつけられる。だから私のような中・短期滞在者の場合、固定電話を契約する必要がない。

私の買ったプリペイド携帯は30ドルで、15ドル分の通話料が含まれている。100ドルのチャージをしておくと、1年間番号が有効になる。実際に電話をかけるときは、ほとんどスカイプを利用するので、携帯は待ち受け専門だ。それでもアメリカでは受信にも料金がかかるので、1年間でちょうど100ドルくらい使うことになるかと思う。





 しかしアパートに引っ越してから、一つ失敗をしました。アパートにはドアフォンがあり、これは電話機を付ければ使えるものと思って、20ドルくらいの電話機を買って来て付けたのですが、うまく動きません。アメリカのことだから配線が壊れているのだろうと思い、アパートの管理オフィスでクレームすると、すぐに係りの人が見に来てくれました。アパートのメインゲートから私の部屋番号を呼び出すと、何と携帯電話が鳴るではありませんか。つまりこのアパートのドアフォンは、契約者の電話番号に直接つながる仕組みだったのです。これは結構不便です。なぜなら私の外出中に来客があり、ドアフォンで私の部屋を呼び出すと、携帯が鳴ってしまうのです。私一人の生活なら問題ありませんが、家族と一緒に生活するようになり、家内や子どもの友だちが来たときに、外出中の私の携帯が鳴ってしまうと面倒なことになります。おまけにメインゲートのロックは、ドアフォンから通話を受け、9を押すと解除されることになっているのです。ドアフォンだけのために固定電話を契約するも、もったいない話です。

無駄になってしまった電話機

2011年4月17日日曜日

運転免許

アメリカで生活するためには車が必要だ。しかし車を購入するためにはアメリカの免許が必要だ。ワシントン州の法律によると、この州に6ヶ月以上居住する場合には、入居してから1ヶ月以内にワシントン州の運転免許を取得しなければならないとされている。(6ヶ月を過ぎるとどうなるのだろうか?)

アメリカの自動車免許は州によって違うようで、州外から来たアメリカ人でも、試験を受け、改めてワシントン州の免許を取得する必要があるようだ。

まず学科試験を受ける。日本の試験ほど難しくないが、日本人は、簡単な試験だと思い込み、全く準備をせずに受ける人が多く、1回目で落ちる人が多いようだ。

試験のポイント:
  1. 交通標識を覚える
  2. 道路ごとの制限速度を覚える
  3. 駐車禁止ゾーンの決まりを覚える(フィート表示)
  4. アルコールの許容量0.08%以下
  5. 飲酒運転による事故の確率40%
  6. ヘッドライトの使用方法
  7. 坂道での駐車の仕方
  8. 歩道からの駐車位置12インチ以内
25問中20問以上正解すれば合格。私は3問くらい間違えたと思う。何を間違えたのかよく思い出せないが、1問は「飲酒運転初犯の場合の免許取り消し期間は?」という問題で、90日を選択するべきところ、30日と応えたように思う。

学科試験に合格すると、実技試験の日時を予約する。私はキャンセルがあったので、1週間後に予約できたが、通常はもっと待たされるようだ。

実技試験は自分で車を持ち込む。(初めて免許を取る人はどうするのだろう?)レンタカーの場合は、既得免許の提示と保険加入証明書の提示が必要だ。

実技試験のポイント:
  1. オーバーに安全確認をする
  2. 絶対に制限速度で走る。(遅すぎてもダメ)
  3. ハンドシグナルを覚えておく
  4. 上り坂で駐車する場合、ハンドルを車道側にきっておく
  5. バックで右折する場合、ウインカーを出す
私はバックでの右折でウィンカーを出さずに減点されてしまった。日本ではこのような場合、ハザードを使用する人が多いと思うが、アメリカでは、ハザードは駐車して作業をしているときにしか使わないようだ。

試験中に試験官が色々と話しかけてきて、これに応えながら運転するのが、集中できずに結構大変だった。しかしこれを無視すると、試験官の心証を悪くするので、たぶん採点に不利になると思われる。アメリカ人には簡単な雑談でも、外人には英語のハンディもあるので、実技試験ではこれが一番の試練かもしれない。

実技試験に合格すると、写真を撮り、仮の免許が発行される。正式な免許は郵送されて来るとのことだ。

(続報)
家内も8月に来て、免許を取ったが、家内の場合はSSNがないので、大学の事務局からSEVIS Letterというものを出してもらって、SSNに代えた。研究者(J)ビザで来ている場合、この方法で免許は取得できるので、SSNの交付まで待つ必要はないことが分かった。

ブログの開設

4月1日にシアトルに来てから2週間がたった。
大学での手続きをし、アパートを決め、銀行口座を開き、運転免許を取得した。
毎日一つくらいのことしか進まず、ストレスのたまる2週間だったが、やっと落ち着いてきたので、備忘録をかねてブログを開設することにした。まだデジカメも入手していないので、しばらくは写真もなしのページだ。