つくばりんりんロードは、1987年に廃線になった筑波鉄道の線路跡をサイクリングロードにしたものだ。水戸線の岩瀬駅から土浦までの40キロに及ぶ自転車専用道で、廃線後のプラットフォーム跡をいくつも通過しながら、筑波山の裾野に広がる田園風景の中を走ることができる。ただし数百メートル毎に自転車道を横切る交差点(かつての踏切り跡)を通過するので、そのたびに一時停止したり、徐行したりしなければならない。そのため爽快にスピードを出して走りたいローディーには、ちょっと物足りないと思われるかもしれない。
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不思議なくねくね道 |
途中いくつかの町を通過するが、特に真壁地区の古い町並みが印象的だった。ちょうどこの地区が町おこしのために取り組んでいるという「雛祭り」が始まったばかりの時期だったので、商店や旅館の通りに面した部屋に飾られた、絢爛たる雛飾りを幾つも見て歩くことができた。
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真壁地区の古い旅館 |
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雛飾り |