2015年8月26日水曜日

FXで両替してみた

YJFXでドル/円交換をすると、手数料がかからず、レートも銀行とは比較にならないほど有利なことは知っていたが、何となく敷居が高くて、これまで敬遠してきた。しかし、円安の現在、少しでも有利に交換しないと円資産がどんどん目減りしてしまうので、FXでの交換を試してみることにした。(YJFXは2015年5月11日から、手数料完全無料!)

YJFXの説明画面

YJFXの場合、交換手順のポイントは、「新規注文」と「現受・現渡」の実行が、2段階になっていることだ。はじめ私は、「新規注文」を出しただけで、通貨交換が完了しているものと思い込んでいた。しかし「出金依頼」の画面に行っても、ドルの出金ができるようにならないのである。色々といじってみて、「現受・現渡」の実行を改めてやらなければならないことに、やっと気づいた。確かによく見ると、サイトの説明には、そのように書かれているのだが、実際にやってみるまで、私にはこの点がよく分からなかった。

  • 交換手順(備忘録)
1.クイック入金
2.新規注文(システム上での売り買い)
  • 通貨ペア(ドル/円)に設定
  • 注文個数(1,000)に設定
  • BUYを選択
3.現受・現渡の実行(現金化の手続き)
  • 一度これを実行してしまうと、再度、通貨交換することができない。
4.出金依頼
  • 最後に、ドルも円も出金してしまう。
これが全部、手数料無しでできてしまうのだから驚きだ。(いったいこの会社は、どうやって利益を上げているのだろうか?)後は、新生銀行のプラチナステージを利用すれば、アメリカの銀行にも手数料無料で送金できる。(ただしアメリカの銀行は、一般に、受け取り手数料を10ドルほど取る。)新生銀行のプラチナステージは、高額の円残高がなくても、MMFなどを一定額保有していれば獲得できる。

交換手数料無し、レートも銀行よりはるかに有利なので、FXを利用したドル/円交換は、これ以上ないほどお得な方法だと思う。

2015年8月23日日曜日

シアトルの同級生

息子がシアトルの中学にいた時の同級生たちが集まって、公園でピクニックパーティを開いてくれた。毎年、シアトルに来るたびに集まってくれる。皆なんていい人たちなんだろう。感激してしまう!!

公園でピクニックパーティ

2015年8月22日土曜日

iD Techプログラミングキャンプ終了

息子が参加していたプログラミングキャンプが終了した。月曜から金曜までの1週間で、javaの基本を習い、そもそもプログラムというものがどういうものかということが、よく分かったようだ。これまでの遊びのサマーキャンプと違い、当たり前だが、英語もIT関係の専門用語が多く、最初は少し苦労したようだ。最終日の午後には、成果発表会や修了証の授与式などもあり、とてもよく計画されたキャンプになっていると思った。息子は来年も参加したいということなので、次回はC++のプログラミングキャンプに参加させようかと考えている。

成果発表会

2015年8月21日金曜日

T-Mobileの30ドル5GBプランをアクティベートしてみた

私は、Google Voiceでシアトルのローカルナンバーを取得しているので、iPadさえネットにつながっていれば、ハングアウトを利用して、アメリカでの電話もSMSも、全く不自由しないのだが、息子はiPadはデカくて使いにくいので、日本から持ってきたSimロックフリーのスマホNexus 5が使いたいようだった。

T-MobileのSimキット

ネットで検索してみると、simを買って、T-Mobileのサイトから自分でアクティベートすると、1か月30ドルで、通話100分、SMS無制限、LTE 5GBという、アメリカでは破格のサービスを契約することができることが分かった。早速BestBuyで5ドルのsimを買い、アクティベートしてみることにした。

このSim Starter Kitは、定価が15ドルのようだが、BestBuyでは5ドルだったので、総額35ドルで、この通信環境を手に入れることができた。これは日本に比べてネットの料金が高いアメリカでは、破格の安さだと思う。2、3年後にもこのプランが存続しているかどうか分からないが、息子が長期の留学をした場合の通信環境には、もってこいだ。

日本だと、IIJなどの各社がデータ専用Simを廉価で出していて、それをスマホに入れても問題なく使えるのだが、アメリカではデータ専用プランが、タブレット用に安く設定されているためか、データ専用Simは、スマホでは使えない。ネットで見てみると、スマホ用のプランは、安くても1か月45ドルくらいしているところがほとんどなので、T-Mobileの30ドルプランは本当に安いという感じがする。

なお、Simの有効期限は90日のようで、それまでに追加のチャージをしないと、Simは使えなくなってしまうようだ。来年のために、もう1枚買って帰ろうかと思ったが、アクティベートしない場合にも期限があって、私が買ったカードには、2017年2月28日と書いてあった。生産ロットによっても期限が違うだろうし、そもそも来年までこの料金プランがあるかどうかも分からないので、来年は来年で、到着したらすぐにBestBuyに寄って調達することにした。

2015年8月20日木曜日

アメリカの通信事情 ~AT&T Simの再アクティベート~

私はアメリカに来ると、すぐに空港のロビーで、iPadにAT&TのSimを入れ、25ドルほどのデータプランを契約する。以前Verizonを利用していた時には、確か20ドルで1GBほどのプランがあり、少々お得感があったのだが、日本で購入したiPad Air2では、VerizonのSimは使用できないので、昨年からAT&TのSimを利用している。

AT&Tのプラン設定

AT&TのSimは、契約が切れても、Sim自体は繰り返しアクティベートできるので、この点でも助る。だたしiPad Air2の場合は、1GBで25ドルなので、お得感は全くない。10日間程度なら1GBでも足りると思うが、途中でデータ量が足りなくなることを心配しながら使用する心理的ストレスが、ちょっと嫌な感じだ。

なお、今回1年ぶりにAT&TのSimを再アクティベートする際、ちょっと失敗したことがあった。LTEとWifiの両方が通じるようにして、再アクティベートは簡単にできたのだが、その後、Wifiを切ってLTEでネットにつなごうとすると、どうしてもつながらないのである。iPadの通信設定を何度リセットしてもつながらない。AT&Tの電波はつかんでいるようなのに、接続が完了しないのだ。

最終的には、日本で利用しているIIJのAPNが、iPad上に残っていたことが原因だと分かった。通信設定をリセットすればAPNも削除されるものだと私は思っていて、手動で削除することなど、初めから思ってもみなかったのだ。IIJのAPNを削除したら、すぐにAT&Tの回線に接続し、ネットの利用ができるようになった。来年は忘れないようにしよう。

  • AT&T Simの再アクティベート手順(備忘録)
  1. Simを入れる。
  2. LTEとWifiの両方が通じるようにする。
  3. IIJのAPNを削除する。
  4. データプランの契約をする。(3GB・30ドル・自動更新の方が良い)
  5. ハングアウトで、SMSを受信可能に設定する。
なお今回は、自動更新のない1GB 25ドルを契約したが、自動更新のある3GB 30ドルにしておいて、出国前にキャンセルした方が良いとも思われる。

私の場合、電話もカーナビも、全てを一台のiPadでまかなっているので、空港ですぐにiPadからネットが利用できないと本当に不便なのだ。

100均のケースに入れたiPad
  • 私の通信環境
  1. 日本との電話:Fusion IP-Phone Smart(日本国内と同一料金)
  2. アメリカの電話:Google Voiceをハングアウトで利用(完全無料)
  3. GPS:Google Map
ところでハングアウトも久しぶりで使ってみると、最初、SMSの受信ができなくて、ちょっと困った。ネットで調べると、デフォルトではSMS受信がONになっていないもよう。設定からSMS受信をONにして受信OK。以前はTalkatoneがiPadの電話では、最高に使いやすかったのだが、GoogleがGoogle Voiceのマージを認めなくなってしまったので、Talkatoneを利用することができなくなってしまった。しかし、ハングアウトも使ってみると、これでも十分な感じがする。アメリカではSMSでのやり取りが多いので、SMSが簡単に利用できないと本当に困るのだ。

iD Techプログラミングキャンプ

早いもので、帰国してから3年が過ぎてしまった。その後も夏には必ず息子を連れてきて、YMCAのサマーキャンプなどに参加させていたのだが、高校2年生になると、YMCAでは参加できるプログラムがなくなってしまった。そこで今年は、ワシントン大学が高校生向けに開催している、iD Techというコンピューター工学系のサマーキャンプに、息子を参加させることにした。

iD Techが行われている建物

息子は、java言語の入門コースに参加した。コースの概要には、朝9時から夕方5時までと書かれていたため、息子は最初、「すごい長い時間やるんだな」と、少々不安げだったが、夕方、迎えに行ってみると、「すごく楽しかったよ」と笑顔で戻って来た。聞いてみると、1時間くらいコンピュータの前で作業をすると中断し、全員で外に出て、体を動かすゲームをし、また屋内に戻って作業をするというように、一日のスケジュールが組まれているようだ。外での遊びも飽きないように、よく考えられているようで、非常によく出来た「キャンプ」になっているようだ。

月曜日から水曜日までに、一通りjavaの基本的なコマンドを習い、木曜と金曜で、各自が実際に小さなプログラムを書くことになっている。金曜日の午後は、Family Showcaseという成果発表会があるようなので、どんなものができるのか、今から楽しみだ。