2012年5月14日月曜日

SecureZIP Readerが神


これまでだいぶ長い間、かなり重要なメモでも私はEvernoteに入れていた。Evernoteはネットワークで情報が同期されるため、どこにいても必要な時に情報にアクセスできるためだ。しかし、Evernoteではページ単位でパスワードや暗号化の処理ができないため、セキュリティがずっと気になっていた。

Evernoteは便利だがセキュリティに問題が…

ファイルを暗号化するようなソフトは多い。だから暗号化したノートファイルをDropboxなどに置いておけば、どこでもファイルにアクセスできて、セキュリティも保たれる。しかし問題はiPadだった。iPadに対応した暗号の復号化アプリは非常に少ない。ところが最近SecureZIPというファイルの圧縮・暗号化ソフトで有名なPKWARE社からiPad用の閲覧アプリSecureZIP Readerが公開された。しかも無料なのがさらに嬉しい。

iOSに対応したAES-256の復号化アプリ

SecureZIP ReaderはAES-256という最先端の暗号の復号化に対応している。これを使えば、7Zipなどを使って暗号化したファイルをDropboxに置き、必要な時にiPadからも暗号化したファイルを閲覧することができる。SecureZIP Readerは正に神アプリなのだ。(ついでに7Zipのポータブル版をDropboxに入れておけば、PCからはどこにいてもファイルを複合化することもできる。)

この記事を読んでDropboxを導入してみようと思った方、次のアドレスからDropboxをインストールして頂くと、あなたと私に500MBずつの増量がつきます。
http://db.tt/LbGwxa5x

7ZipはAES-256の暗号化に対応したアーカイブソフト
現状ではSecureZIP Readerは日本語テキストに対応していないため、日本語のファイルを表示させようとすると文字バケしてしまう。だから私はSecureZIP Readerで復号化したファイルをGoodreaderに送って閲覧している。この点だけが難点だが、実際に暗号化したファイルにアクセスするのはそれほど頻繁ではないので、閲覧手段が用意されただけでも良しとしよう。日本ではエクセルソフトがSecureZIP Readerのライセンスを取得したようなので、そのうち日本語にも対応することだろう。何よりも、セキュリティを保持しながら重要な情報にいつでもアクセスできる方法の整ったことが私は嬉しい。